暮らしやすいまちをつくる

三十郎の政策レシピ5

市民一人ひとりが大切にされる

私はこれまで一貫して「市民が主役」を旗印に掲げてきましたが、主役という意味の一つに「市民一人ひとりが大切にされているという実感の持てる市政」があります。それは言葉を替えるなら「市民みんなにとって暮らしやすいまちづくり」です。では、そのための具体的な取り組みについて説明いたします。

市立病院の建て替え

現在の市立病院 医療機関の充実は健康な市民生活にとって重要な課題です。市立病院は外来棟が築五十年、病棟は築三十一年で老朽化が進んでいます。高度な医療、充実したサービスを提供するために建て替えが必要です。
現在どこに建てるかを検討中ですが、出来るだけ早く決定して、新病院を建設しなければならないと考えています。また、企業誘致や移住促進といった面からも大事ですので、力を入れて行かなければなりません。

乗合タクシーの拡大

昨年から山上地区で「乗り合いタクシー」を始めました。片道五百円で病院や市役所などのある街なかに行けます。乗り降りは自宅からです。一日平均九人の利用者ですが、大変評判がよいので来年四月からは田沢でも始まります。さらに他地区への拡大も検討していきます。

除排雪の工夫と雪に強いまち

除雪風景年々、除排雪の経費が増大しています。たとえば平成十九年度に七億二千万円、二十年度に四億円であったものが、二十四年度は十四億円、二十五年度は八億三千万円、二十六年度は十三億八千万円で、市財政を圧迫する大きな要因となっています。これは近年大雪が続いたことと、大雪であっても「ていねい除雪」の基本を崩すことなく、対応してきたため、経費が増大したことによるものです。除雪対策は市民要望が特に高い項目ですので、雪捨て場の見直しや排雪方法の工夫などを行いながら「ていねい除雪」を維持できるように努めてまいります。
また、市内に工場のある東京の会社から、三年前に五千万円の寄付をいただきました。雪に強いまちをつくって欲しいという趣旨からです。雪下ろし時の転落といった痛ましい事故をなんとか減らせないかと考え、このお金を元に市と山形大学工学部とで共同プロジェクトを立ち上げ、屋根の雪を下さずに融雪する装置を開発すべく、大学と相談中です。

子育て支援の充実

このことに関しましては、「三十郎の政策レシピ2」でご説明しておりますので、それもお読みいただければと思いますが、子育て中の家庭から強い要望のある雨天・冬期の室内遊戯場の設置を現在検討中で、来年にはオープンしたいと考えています。また、屋外公園の遊具整備などにも力を入れます。

介護支援の充実

高齢化社会を迎えて、介護の問題が本人にとっても、家族にとっても年々大きくなっています。その主なものをいくつか挙げてみます。まず、老々介護の問題です。高齢者が同じく高齢の配偶者や、超高齢な親の世話をしなければならない状況が少なくありません。一体、どれくらいのご家族がこの問題で困っていらっしゃるのか、市内に四か所ある地域包括支援センター職員が実態把握に努めていますが、少しでも早く適切な行政の手を差し伸べるためにも、困っていることがあれば、お近くの地域包括支援センターへご相談いただきたいと思います。
次に認知症の問題です。市の高齢福祉課では、徘徊(はいかい)の心配がある方の写真・特徴を事前に届け出ていただき、警察と情報を共有することによって、徘徊によって行方不明になった高齢者をいち早く発見する事前登録制度「かえっぺ」をはじめました。
また、介護が必要かどうかにかかわらず、高齢者が地域で気軽に集まることのできる居場所が必要です。家族も含めた交流の場づくりを進めたいと思っています。民間事業者をはじめ、地区の様々な団体に対して支援を行いながら、住民主体の交流サロンを地域ごとに設置したいと思います。

悪臭問題の全面解決

南原地区、山上地区のみならず、一時は市内全域に漂っておりました悪臭問題については、堆肥製造業者は平成二十四年十月に原料の搬入を停止して、製造を止めました。臭いは流出しなくなったものの、工場内には堆肥が大量に残っておりますので今後も早期の撤収を求めていきます。養豚業者は二十五年二月に飼育頭数を四十五パーセント減らし、被害はだいぶ緩和されましたが、時折強い悪臭が流れ、とりわけ近隣の方が被害に遭っています。現在、養豚場の全面移転を検討中ですので、早期実現に協力する考えです。

市民が力を合わせて問題解決

「米沢は雪さえなければ住みやすいところ」とはよく言われることですが、「さえなければ」を「を何とかして」に変えた果敢でねばり強い挑戦が必要です。他の様々な問題も同様です。私たち米沢市民は力を合わせて困難を乗り越え、問題解決を図れる力を持っていると信じています。市民のみなさまの一層のご理解とご協力をお願い致します。

 

三十郎の政策レシピ 目次へ戻る