マニフェスト

マニフェスト行政の役割は、市民一人ひとりの暮らしがよくなり、みんながそれぞれに明日への希望を持てるようにすることです。このマニフェストはみんなの会が先頃配布した市政評価アンケートや、12年間の市政を通じて寄せられた市民の意見などを反映し作られた政策提言です。
みんなの会は12年前、8年前、4年前にもマニフェストを発行し、現市政はそれらを誠意をもって着実に実行してきました。併せて「街頭演説新聞」もお読みいただければ、深くご理解いただけるものと思います。
(「街頭演説新聞」の内容は、「三十郎の政策レシピ」にも掲載しています。)

産業の活性化・雇用の拡大

1.企業誘致に引き続き力を入れます

ここ1・2年、米沢への企業進出が続いています。近年の工業製品の「地産地消」や生産拠点の国内回帰の流れの中、米沢の交通の利便性・技術的優位性が評価されたものです。米沢の特長をアピールし更なる企業誘致を進めます。
また、米沢で誕生した世界的企業・帝人。その縁を大事にし、米沢での事業の展開を要望してきました。今後も根気強く続けることで将来の実現につなげます。

2.山大発新産業の育成・支援を継続します

山大工学部の研究から生まれた白色有機EL照明、蓄電デバイス、有機トランジスタなどの新産業が次々に世に出ようとしています。これからも支援を継続し、地元企業の発展につなげるとともに雇用の拡大を図ります。

3.若者の起業を支援します

最近自ら起業する若者が目を惹きます。若者による新たな起業は将来の産業発展の大切な芽であり、まちを活気づける力になります。これまで開業資金の一部を補助する制度を設けてきました。引き続き支援します。

4.地元商店街の支援を継続します

近年、「バル」「まちなかゼミナール」「一店逸品運動」など地元商店街の頑張りが目立ちます。地元にお金が落ちて地元で回ってこそ地域経済は活性化しますので、これまでの支援を継続します。

5.米沢の農畜産物の魅力を発信します

地元の野菜を使った創作料理「米沢ベジタブル・チャレンジャーズ・フェア」や、ふるさと納税への農畜産物返礼品などによって、米沢の農産物の魅力を発信します。また、農業後継者、新規就農者支援を行います。

6.米沢栄養大学と地元農業の連携・協力で農業の発展を図ります

多くの関係者・市民の努力によって昨年開学した米沢栄養大学の研究成果が米沢の農業発展につながる仕組みを作っていきます。

7.道の駅による産業の活性化を図ります

平成29年度完成予定の道の駅は農業・商業・サービス業・観光業などの産業の活性化に大きく貢献することが期待されています。米沢ならではの特色のある道の駅をつくり、産業の振興に寄与できるようにします。

8.日本有数の観光地をめざします

米沢は全国に例を見ない、歴史上の人物がズラリと揃う「歴史のまち」です。この歴史観光に、食べ物、温泉、四季の景色などをプラスして、観光のまちとしての飛躍を図ります。また、米沢市を起点、益子町(栃木県)を終点とする国道121号線沿線自治体による「古き良き日本」観光ルートづくりにも取り組みます。

暮らしやすいまち

9.市民の健康を守るため、新市立病院の早期建設を図ります

新市立病院の建設について、現在市では建て替え場所についての検討に入っています。出来るだけ早く決定するようにします。

10.雪に強いまちづくりを進めます

雪対策については市民の声を受け「ていねい除雪」や「高齢者雪下し助成」などに力を入れてきました。さらに雪下し転落事故を無くすため、市と山大工学部で共同プロジェクトを立ち上げ、屋根の雪を下さずに融雪する装置の開発に取り組みます。

11.乗り合いタクシーの拡大を図ります

昨年から山上地区で開始した「乗り合いタクシー」は、利用者も多く特に通院の高齢者などから喜ばれています。28年4月から田沢地区でも実施し、その後他地区への拡大を検討します。

12.悪臭の原因となっている企業の移転を実現します

悪臭問題についてねばり強く取り組んできた結果、だいぶ緩和されました。さらに完全解決に向け企業の移転を後押しします。

子ども・若者を育てるまち

13.屋内遊戯場の開設と屋外公園の整備を行います

子育て中の家庭から強い要望のある雨天・冬期の屋内遊戯場を、既存の施設を活用して、28年にオープンさせます。また、各町内、各団地にある公園の整備の要望が多くでていますので、子どもたちが元気に遊べるよう整備します。

14.病児保育室の充実を図ります

26年に興道南部保育園と塩井保育園に病児保育室を開設し、利用が進んでいます。料金、定員、保育時間などについて保護者の意見をお聞きしてさらに利用しやすくなるよう検討します。

15.認定こども園を支援します

幼稚園と保育園の機能を合わせた認定こども園の開設が米沢でも進んでいます。その施設整備を支援し、待機児童の解消、充実した教育・保育の提供を図ります。

16.若者の地域おこし活動を支援します

近年、夏のY1グルメグランプリやミュージックフェスティバルなど、市内の各青年団体が大同団結した地域おこし活動が注目されています。市では事業補助金などの支援をしてきましたが、引き続き活動を支援します。

人口増と市民力の向上

17.都会からの移住者誘致を図ります

都市住民の田舎暮らし願望の高まりと、国の東京一極集中是正方針を受け、移住希望者へ米沢の魅力を発信するとともに、地域住民と力を合わせ受皿づくりを進めます。

18.学生を大事にします

米沢には3大学合わせて3,500人の学生がいます。学生はまちの元気。セカンドホーム事業などを通し市民あげて学生を大事にし、一人でも多く学生が米沢に残ってくれるような仕掛けづくりをします。

19.「輝くわがまち創造事業」第2弾を実施します

住民による地域おこし運動の気運を盛り上げた「輝くわがまち創造事業」。住民主体のまちづくりをしてこそ本当によいまちになるとの観点から、新たな形で実施します。

20.新文化複合施設を活用し、人材育成を図ります

直江兼続の「禅林文庫」、上杉鷹山の藩校と、米沢は歴史上まちの未来を図書館や学問所での人材育成に託し、発展してきました。また、全国各地で建設されているまちなか図書館は、まちに賑わいを取り戻しています。市民主体で活用に工夫を凝らし、教育・文化の向上とまちなかの賑わいづくりを行います。

未来への贈り物

21.まちは市民の共有財産。ゴミの落ちていないきれいなまちにします

近年、食べ物の袋や容器などゴミのポイ捨てが目立ちます。ゴミを捨てる風潮が広がると市民の心が荒廃してゆきます。きれいなまちはみんなの宝です。ゴミを捨てない、落ちているゴミは拾う運動を繰り広げます。

22.「花と樹木におおわれたまちづくり計画」を強力に推進します。

ヨーロッパには花でおおわれた小さな街がいくつもあり、たくさんの観光客が押し寄せます。私たち米沢市民の財産として、後世に美しい街を残します。子どもたちが残りたくなる、戻りたくなる街にしていきます。

財政の健全化

安定した行政サービスを続けるには、財政を安定させなければなりません。市では財政状況の悪化に対応するため、財政健全化計画を策定中です。この計画では実質単年度収支の黒字化、財源調整基金残高の(平成32年度末における)20億円以上の確保、経常収支比率の95%以下への改善を目標としています。
政策の面では産業の振興によって法人と市民の所得向上を図ることで市の収入を増やし、自前の財源を確保していくことが健全化の基本的な方策です。企業誘致をはじめとする産業施策の推進に力を注ぎます。